*ぷみささんちの白紙帖

ぼくのこころのふりーだむ。

*地方×公務員都憶詩カンさんケンさん

「どぅして走るの?」

暮明(くらがり)の路地のそこからふぃにさく声に

初めて安全錠を外す銃を握りちぃさく震ぇる手も止まった。

 真前に追跡先を見据ぇた己の視界の脇、四面を逬る闇の緞帳に烟る血錆色の煉瓦壁すら花嵐の如く見ぇるよぅにおち謁沒(おちしず)んだ―

黒衣の体躯をぬろりと解かすその”蔭”は、 風にそよぐ

芒尾花(すすきおばな)のよぅに音もなく並走してぃる。

 

「いぃたいことは、まま有るが…」

この街の為に、ここで守る人達のために、―のために、自分がとめる訳にはいかなぃ脚をかけるのと答ぇは―同*じ―。

「私が、警察

  だからだ」